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地盤の確認が必要な場所とは

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地盤の確認が必要な場所とは

土地探しで大切なのは立地や周辺環境だけではありません。地質や地盤の見極めも重要となってきます。
こちらでは地質や地盤の確認が必要な場所についてご紹介しますので、どうぞ参考にしてください。

河川・沼地跡

川は、洪水や氾濫などがきっかけとなって流れが変わるものです。蛇行していた流れを本川へと一本に戻す河川改修が行われるなどすると、以前までの流路が沼地として残ることもあります。こうした河川・沼地跡は、軟弱な河床砂や埋土が分布しておりとても水はけが悪く、不同沈下や液状化が起こる可能性が十分に高いです。

田畑跡

田畑で農作物を育てるためには土をやわらかく耕し、水を与えることが必要不可欠です。
特に田園となると、1年のほとんどの期間が水に浸かりますので地表は泥状になります。つまり田畑の跡地は、こうしたやわらかな土や泥が存在するため、不同沈下などを引き起こす可能性が十分に高いわけです。

三角州

河川の流れは海に近づくにつれ何本にも分岐します。その際に運搬される砂泥が河口付近に体積し、「三角州」という地形を形成します。地盤はまったく団結しておらず非常に軟弱ですので、土地選びに適していません。ちなみに三角州はギリシャの文字の形をとり、別名「デルタ」とも呼ばれます。

おぼれ谷

小さな河川の出口が堆積物でふさがれた地形のことをいいます。長期間海面に沈んだりしていましたので有機物を大量に含み、厚くて泥っぽい軟弱な地盤になっています。富山県の富山湾や千葉県の栗山川沿い低地など、日本各所で見られます。

後背湿地

河川の両側には0.5m~5mほどの微高地(自然堤防)がありますが、その背後の平たい部分を「後背湿地」と呼びます。洪水や氾濫で自然堤防を乗り越えて溢れた水は長期間その地にとどまり、細かく粘土製の高い泥炭などが体積します。極めて軟弱な地質のため、土地選びに適していません。

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